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柳宗悦と朝鮮の工芸(日本民藝館) Muneyoshi Yanagi and Korean Crafts (Japan Folk Crafts Museum)

 

柳宗悦の著作『朝鮮とその芸術』が刊行されてから100年を記念した展覧会。

柳は、朝鮮の陶磁器を見たことがきっかけで、芸術家の手によるのではない、民衆の手による工芸品に興味を持つようになり、それが後の民藝運動につながっていった。

その意味では、陶磁器をはじめとした朝鮮の工芸品は、この日本民藝館にとっても、特別な存在であるのだろう。

2階の一番奥にある大展示室には、上部が膨らんで下部がすぼんでいる独特な形状の白磁の壺、素朴な味わいの民画、動物などの形をした小さな水滴、螺鈿で花鳥が描かれた文箱など、代表的な朝鮮の工芸品が展示されていた。

これまでこの日本民藝館には幾度となく足を運んでいて、その中には朝鮮に関する展覧会も何度かあった。

展示された品々の中には、過去に何度も目にしたものもあれば、初めて目にしたものもあった。

『朝鮮とその芸術』の中で柳は、「互いを認め合い、平和に生きる」ことを訴えている。

皮肉なことに、その言葉は現在、最も求められていることなのかもしれない。

その他の展示では、台湾の先住民族の美しいビーズの衣服と、ガラスを使ったアイヌの首飾りなどが印象に残った。

An exhibition commemorating the 100th anniversary of the publication of Muneyoshi Yanagi's book "Korea and its Art".

After seeing Korean ceramics, Yanagi became interested in crafts made by the people rather than by artists, which later led to the Mingei movement.

In that sense, Korean crafts such as ceramics have a special place in the Japan Folk Crafts Museum.

In the large exhibition room at the far end of the second floor, there are white porcelain pots with a unique shape that bulges at the top and narrows at the bottom, rustic folk paintings, small water droplets in the shape of animals, and flowers and birds in mother-of-pearl. Representative Korean handicrafts such as a letterbox with a drawing of

I have visited the Japan Folk Crafts Museum many times, and there have been several exhibitions on Korea among them.

Among the exhibited items, there were some that I had seen many times in the past, and others that I saw for the first time.

In “Korea and its Art,” Yanagi appeals to “accept each other and live in peace.”

Ironically, that word may be the most requested thing right now.

Other exhibits that left an impression on me were the beautiful beaded clothing of the indigenous people of Taiwan and the Ainu necklace made of glass.







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