スキップしてメイン コンテンツに移動

華風到来 チャイニーズアートセレクション②(大阪市立美術館) Chinese Art Selection 2 (Osaka City Museum of Fine Art)

 

続いてのコーナーでは、中国の書画に影響を受けてきた日本の絵師たちの作品が展示されていた。

この展覧会のビジュアルにも使われた、島成園の上海娘の他、土佐光起、山本梅逸、岡田米山人、田能村竹田、岡田半江、雲谷等璠、狩野探幽の探幽縮図、などの作品が展示されていた。

In the next corner, the works of Japanese painters who were influenced by Chinese calligraphy were exhibited.

In addition to the Shanghai daughter of Shimaseien, which was also used in the visuals of this exhibition, Tosa Mitsuoki, Yamamoto Baiitsu, Okada Beisanjin, Tanomura Chikuden, Okada Hanko, Kano Tanyu, etc. The work of was exhibited.























コメント

このブログの人気の投稿

フジタが目黒にやって来た(目黒区立美術館) Anatomy of the Museum Collection (Muguro Museum of Art, Tokyo)

総数2,400点を超えるコレクションを誇る、目黒区立美術館の流れを振り返る展覧会。 この美術館は1981年に開館したが、当初は海外に留学したり海外で活躍した画家の作品を中心に収集することを目指していた。 犬やウサギなどがキャンバスの中で飛び跳ねている、藤田嗣治の”動物群”が最初の収蔵作品だったという。その作品が展示会場の入り口に誇らしげに展示されていた。 その後、目黒区ゆかりの作品が美術館に寄付されるようになって、コレクションの内容は次第に充実したものになっていたという。 さらに1998年以降は、絵画以外にも陶芸や彫刻、デザイン作品なども増えて多彩なものになっていった。 2014年に行われたジョージ・ネルソン展など、この美術館で行われたデザイン関連の展覧会に行ったことを思い出す。 4つのコーナーに分かれて展示された作品によって、そうした美術館のコレクションの歴史を辿ることができた。 An exhibition that looks back on the flow of the Meguro Museum of Art, which boasts a collection of over 2,400 items. The museum opened in 1981, and initially aimed to collect mainly the works of artists who studied abroad or were active overseas. It is said that Tsuguharu Foujita's "Animal Group", in which dogs and rabbits jumped around on canvas, was his first collection. The work was proudly displayed at the entrance of the exhibition hall. After that, works related to Meguro Ward began to be donated to museums, and the contents of the collection gradually expanded. Since 1998, c

古美術逍遙(泉屋博古館東京) Stroll through the Art of East Asia (Sen-Oku Hakukokan Museum)

  泉屋博古館東京のリニューアルオープンを記念する展覧会の第3弾は、中国や日本の書画や工芸品を展示するという内容。 雪舟や伊藤若冲の絵画も見応えがあったが、やはり中国絵画のコーナーが圧倒的だった。 この美術館で過去に何度か目にしてきた、八大山人の安晩帖。いつも頁ごとの展示となってしまう作品だが、今回展示されていたのは、第6図の鱖魚だった。 石濤の黄山八勝図冊。それほど大きくないページの中に、実に細かい筆使いで青みがかった山水画が描かれている。 その幻想的な世界観にしばし見惚れてしまい、時間を忘れてしまった。 日本の絵画からは、周文の筆によると伝わる山水図。こちらも中国の絵画に負けずに、なんとも言えない幽玄の雰囲気を、驚異的な筆使いで表現していて、見応え十分。 最後の第4展示室には、文房具と煎茶の道具が飾られて、合わせてその隣に張瑞図や許友の絵も展示されて、中国の文人世界を感じられる、素晴らしい空間になっていた。 The third exhibition to commemorate the reopening of Sen-Oku Hakukokan Tokyo will feature Chinese and Japanese calligraphy, paintings, and handicrafts. The paintings by Sesshu and Ito Jakuchu were also worth seeing, but the Chinese painting corner was overwhelming. Anbancho of Hachidaisanjin, which I have seen several times in the past at this museum. The work is usually displayed page by page, but the one displayed this time was the trout fish in Fig. 6. Huangshan Eight Victories Book of Shitao. In the not-so-large pages, a bluish landscape painting is drawn with really fine brush

塩見允枝子+フルクサス(ときの忘れもの) Shiomi Mieko + FLUXUS (TOKI-NO-WASUREMONO)

  フルクサスのメンバーとして活動していた塩見允枝子と、フルクサスの他のメンバーとの作品が展示されていた。 日本からフルクサスから参加した人物といえば、オノ・ヨーコの知名度が圧倒的だ。 塩見允枝子の作品をまとめて目にするのはこれが初めてだったが、オノ・ヨーコに引けを取らないユニークな作品が多く、見応えがあった。 世界全体をステージとして見立てて、各地のメッセージを送ってパフォーマンスをイベントを行ってもらい、その結果を共有するというアイデアは、いかにもフルクサスらしい。 また、壁にずらりと並べられていた、星座を観察するための窓、という作品もユニークだった。60年代の別なテーマの作品を、2019年にテーマを変えてリメイクした作品。いまだに創造の意欲は衰えていないようだ。 フルクサスの他のメンバーでは、ナムジュン・パイク、ジョナス・メカス、ジョン・ケージらの作品が展示されていた。 フルクサスを始めたマチューナスの、デザイナーとしての才能が遺憾無く発揮された、フルクサス新聞が展示されていて、そのユニークな構成にしばらく見入ってしまった。 Works by Mieko Shiomi, who was active as a member of Fluxus, and other members of Fluxus were on display. Speaking of people from Fluxus from Japan, the name recognition of Yoko Ono is overwhelming. This was the first time I had seen Mieko Shiomi's work as a whole, but she had many unique works that were on a par with Yoko Ono, and it was worth seeing. Her idea of ​​using the entire world as a stage, sending messages from various places to perform events and sharing the results, is very Fluxus-like. Also unique were t