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井上泰幸展(東京都現代美術館) Yasuyuki "TAIKO" Inoue (Museum of Contemporary Art, Tokyo)

 

映画の特撮美術監督、井上泰幸の生誕100年を記念する回顧展。

井上は1922年に福岡で生まれ、第2寺世界大戦中に中国大陸で兵士として従軍して、戦闘で左足下を失った。

戦後、日本大学芸術学部でバウハウス出身の山脇厳の元でデザインや設計を学び、その後、円谷監督の元で映画ゴジラの特殊美術を担当して、その後はその道を極めた。

会場には、井上が特撮美術を担当した映画の絵コンテや模型、設計資料などが所狭しと展示されていた。

ゴジラ・シリーズはもとより、ミッドウェー海戦、妖星ゴラス、日本沈没、連合艦隊など、幼い頃に胸をワクワクさせてみた特撮映画のほとんどが、井上の手によるものと知って驚かされた。

最後のコーナーには、映画『空の大怪獣ラドン』のセットが再現されていた。

当時、世界から完成度が高すぎると言われたそのセットを目の前にすると、井上泰幸という人物のとてつもなさに、ゾクゾクとしてしまった。

A retrospective exhibition commemorating the 100th anniversary of the birth of Yasuyuki Inoe, a special effects art director of the movie.

Inoue was born in Fukuoka in 1922, served as a soldier on the Chinese mainland during World War II, and lost his left foot in battle.

After the war, he studied design and design at Nihon University College of Art under Bauhaus graduate Takeshi Yamawaki, and then under the direction of Tsuburaya, he was in charge of special art for the movie Godzilla, and after that he mastered the path.

At the venue, storyboards, models, design materials, etc. of the movie for which Inoue was in charge of special effects art were exhibited in a narrow space.

I was surprised to learn that most of the special effects movies that made me excited when I was young, such as the Godzilla series, the Battle of Midway, Gorath, the sinking of Japan, and the Combined Fleet, were made by Inoue.

In the last corner, the set of the movie "Radon, the Great Sky Monster" was reproduced.

At that time, when I saw the set, which was said to be too complete by the world, I was thrilled by the tremendousness of a person named Yasuyuki Inoe.














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