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芸術家たちの住むところ(うらわ美術館) Home of our Artist (Urawa Art Museum)



新型コロナ感染状況のため、2年間延期されていた、開館20周年を記念する展覧会。

かつて、「鎌倉文士に浦和絵描き」と言われていたことがあり、浦和には多くの画家が暮らしていた。

浦和は、芸大などがあった上野に行く交通の便がよく、埼玉の県庁所在地であり、周囲に学校も多く作られたこともあって、いつの間にか画家たちが住むようになったようだ。

どんどん開発されていく東京とは違って、”武蔵野”を感じさせる風景が残っていて、絵のテーマにも事欠かない土地でもあった。

会場には明治期に活躍した鹿子木孟郎などに始まり、林倭衛、瑛九、須田剋太、安井曽太郎、寺内萬治郎、小沢剛、福田尚代など、多彩な作家たちの作品が並んだ。

それは、さながら、ちょっとした日本近代美術史という趣でもあった。

故郷の宮崎から状況して、1952年から浦和にアトリエと居を構えた瑛九は、”ここに住むようになってから、創作欲がもりもりと湧いてくるようだ”と書いている。

浦和という土地の、不思議な魅力が、こうした展覧会を産んだと言えるだろう。

An exhibition commemorating the 20th anniversary of the museum's opening, which had been postponed for two years due to the COVID-19 pandemic.

In the past, many artists lived in Urawa, as it was once said that "Writers in Kamakura & painters in Urawa.''

Urawa is convenient for transportation to Ueno, where art colleges were located, and is the prefectural capital of Saitama.

Unlike Tokyo, which is constantly being developed, the scenery of "Musashino" still remains, and it was also a land where there was no shortage of themes for paintings.

At the venue, works by a wide variety of artists, starting with Takejiro Kanokogi who was active in the Meiji period, followed by Waei Hayashi, Eikyu, Kokuta Suda, Sotaro Yasui, Manjiro Terauchi, Tsuyoshi Ozawa, and Naoyo Fukuda, were lined up.

It was just like a taste of modern Japanese art history.

Ei-Q, who moved from his hometown of Miyazaki to Urawa in 1952 to set up his studio and residence in Urawa, writes, “Ever since I started living here, my creative urges have been springing up.”

It can be said that the strange charm of Urawa gave birth to this exhibition.







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