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感覚の領域 今、「経験する」ということ(国立国際美術館) Range of the Senses: What It Means to ""Experience" Today (National Museum of Art, Osaka)

 

久しぶりに訪れた、大阪の国際国立美術館。すぐ隣に、黒い四角い建物の大阪中之島美術館ができたので、見慣れたはずのそのエントランスの風景は、少し変わったものになっていた。

訪れた際は、何とも不思議な名前の特別展が開催されていた。

7人の日本の現代アーティストの作品を通して、様々な感覚を通して経験するということはどんなことかを、まさに”実感”するというテーマの展覧会だった。

I visited the National Museum of Art, Osaka for the first time in a long time. Right next to it was the Osaka Nakanoshima Museum, a black square building, so the scenery at the entrance, which I should be familiar with, was a little strange.

When I visited, a special exhibition with a mysterious name was held.

It was an exhibition with the theme of "realizing" what it is like to experience through various senses through the works of seven Japanese contemporary artists.


大阪で生まれた今村源の作品。菌糸伸ばすをキノコをイメージした作品。美術館の中に、本当に成長するキノコのような菌類が展示されていたら、面白いかもしれない。

A work by Gen Imamura born in Osaka. A work that imagines mushrooms to stretch mycelia. It might be interesting to see fungi like mushrooms that really grow in the museum.




ブラジルのサンパウロ生まれの大村オスカールの作品。パンデミックの隔離生活の中で、”記憶”という感覚を頼りに制作された作品が展示されていた。

A work by Oscar Omura, born in Sao Paulo, Brazil. In the isolated life of a pandemic, works created based on the sense of "memory" were exhibited.





三重県出身の藤原康博の作品。架空の風景や建物などにより、人々の記憶を刺激するというテーマとのこと。

A work by Yasuhiro Fujiwara from Mie Prefecture. The theme is to stimulate people's memories with fictitious landscapes and buildings.







岡山県で生まれた中原浩大の作品。巨大な図鑑のような本があり、来場者はそのページをめくることで作品が完成する、という体験型のアート作品だった。

A work by Kodai Nakahara, born in Okayama Prefecture. There was a book like a huge picture book, and it was an experiential art work in which visitors completed the work by turning the page.





大阪生まれの名和晃平の作品。巨大なスペースの中に、真っ黒に塗られたキャンバスが並んでいるだけ、と思いきや、近づいてみるとそのキャンバスにはそれぞれ違った様々な文様が描かれている。

A work by Kohei Nawa, born in Osaka. I thought that the canvases painted in black were lined up in a huge space, but when I approached them, various different patterns were drawn on the canvases.










京都生まれの伊庭靖子の作品。人間の視覚の特徴について気付かせる映像や絵画作品が展示されていた。

A work by Yasuko Iba, born in Kyoto. Images and paintings that made people aware of the characteristics of human vision were exhibited.







他に、飯川雄大の体験型の作品があった。

In addition, there was an experience-based work by Yudai Iikawa.



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