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大航海時代へ(古代オリエント博物館) To the Age of Discovery (Ancient Orient Museum)

 

この展覧会は、2020年10月に天理大学で行われた展覧会を、規模を縮小して古代オリエント美術館で開催したもの。

第1章では、まずはシルクロードの時代のイランのガラス器や唐三彩などを展示。続いて、マルコポーロが旅をした時代のイランの色鮮やかな陶器が展示されていた。

第2章からは、この展覧会のテーマである大航海時代についての展示。

マルコ・ポーロの『東方見聞録』や、その時代に出版された様々な地図や世界の地理の記録など。

現在の世界地図はその内容が固定されていて変わることはまずないが、当時は新しい島や地域が発見されるたびにその内容が変わっていて、まさしく発見の時代であったことがよくわかる。

天理大学で行われた展覧会では、その後、世界の様々な地域の民俗的な品々が展示されたようだが、古代オリエント美術館ではスペースの制約か、日本にフォーカスした展示が行われていた。

天正遣欧少年使節と、慶長遣欧使節についての記録が展示されていて、いずれもとても興味のあるテーマだったので、興味深く見ることができた。

現在のグローバリゼーションの時代の起点になったであろう、大航海時代について、色々な品々から多角的に知ることができて、文字通り歴史のロマンに溢れた内容の展覧会だった。

This exhibition was held at Tenri University in October 2020 at a reduced scale and held at the Ancient Orient Museum.

In Chapter 1, first displayed Iranian glassware and Tang Sansai from the Silk Road era. Then there was the colorful Iranian pottery of the time when Marco Polo traveled.

From Chapter 2 onwards, there is an exhibition about the Age of Discovery, which is the theme of this exhibition.

Marco Polo's Travels of the East, various maps and records of world geography published during that period.

The contents of the current world map are fixed and are unlikely to change, but at that time the contents changed each time a new island or region was discovered.

At the exhibition held at Tenri University, folklore items from various regions of the world were later exhibited, but at the Ancient Orient Museum, perhaps due to space constraints, the exhibition focused on Japan.

Records of the Tensho Mission to Europe and the Keicho Mission to Europe were on display, and both had very interesting themes, so I was able to look at them with great interest.

It was an exhibition filled with the romance of history, as it was possible to learn about the Age of Discovery, which was probably the starting point of the current era of globalization, from various items.



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