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大勾玉展(大田区立郷土博物館) Great Treasures, Magatama (Ota City Folk Museum)

 

大田区にある宝萊山古墳が、東京都の史跡として登録されてから70周年を記念する展覧会。

宝萊山古墳は全長100メートルもある大きな古墳だが、4つのヒスイの勾玉が出土している。

そこで、全国からおよそ1,500点という膨大な数の勾玉を集めて一挙に展示するという、大きな博物館で行われても遜色がない、野心的な展覧会が行われた。

縄文時代から弥生時代へ経て、勾玉が作られなくなった古墳時代の後期まで、時代ごとに様々な勾玉が展示されたその光景は、まさに壮観そのものだった。

しかも、要所要所に、パネルで時代の特徴や、産地の特徴などが紹介されていて、提供されていた情報量の多さには、この展覧会を企画した関係者の熱の入れようが容易に想像できた。

勾玉といえば、透き通った美しい青いヒスイで作られた印象が強いが、他にも水晶や瑪瑙で作られたものもあった。

大きさも様々で、拡大鏡で見ないと形がわからないような小さな勾玉もあり、古代の人々がそんなに小さな勾玉も、大切なものとして大事に扱っていたことがわかる。

勾玉の誕生から終焉までを辿ったこの展覧会を見終わった後、壮大な大河ドラマを見終わった時のような気持ちになった。

An exhibition commemorating the 70th anniversary of the Horaizan Kofun Tumulus in Ota Ward being registered as a historic site in Tokyo.

The Horaizan Kofun is a large burial mound with a total length of 100 meters, and four jade magatama have been unearthed there.

Therefore, an ambitious exhibition was held in which a huge number of about 1,500 magatama were collected from all over the country and exhibited all at once.

From the Jomon period to the Yayoi period, to the latter part of the Kofun period, when magatama were no longer made, the spectacle of displaying various magatama for each era was truly a spectacle.

What's more, at key points, panels introduce the characteristics of the era and the characteristics of the production area. I could easily imagine.

When it comes to magatama, the impression that they are made of beautiful clear blue jade is strong, but there are also other ones made of crystal and agate.

They come in various sizes, and some of them are so small that you can only see them with a magnifying glass.

After seeing this exhibition, which traces the birth and death of magatama, I felt like I had just finished watching a grand historical drama.





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